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フリーランスエンジニアの年収は?一般社員や企業勤めの技術者と比較

GOODWORK 2018/06/18
フリーランスエンジニアの年収は?一般社員や企業勤めの技術者と比較
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フリーランスエンジニアを目指す人の、気になるポイントのひとつが年収です。

フリーランスのITエンジニア志望の人に向けて、一般の会社員の平均年収や、企業勤めのITエンジニアの年収と比較しながら、実際の収入について調べました。

フリーランスエンジニアとの比較用:一般会社員の年収について

一般会社員の年収は、平成29年に国税庁から発表された『平成28年分民間給与実態統計調査』を参照します。

1年を通して勤務した給与所得者の、年間の平均給与は422万円となっています。

男女別で見ますと、男性521万円、女性280万円です。

業種別でも年収には差がありますので、表で一覧にまとめました。

業種区分 平均年収
建設業 473万円
製造業 492万円
卸売業、小売業 363万円
宿泊業、飲食サービス業 234万円
金融業・保険業 625万円
不動産業、物品賃貸業 441万円
電気・ガス・熱供給・水道業 769万円
運輸業、郵便業 422万円
情報通信業 574万円
医療、福祉 388万円
学術研究,専門・技術サービス業,教育,学習支援業 502万円
複合サービス事業 421万円
サービス業 341万円
農林水産・鉱業 294万円
(業種平均) 421万円

フリーランスエンジニアとの比較用:企業勤めの技術者の年収について

次に、企業に勤めるITエンジニアの年収について知りましょう。

報酬の金額については、経済産業省の『IT関連産業の給与等に関する実態調査』を主に参照します。

平均年収

企業に勤めるITエンジニアの平均年収は592万円です。

インターネット関連企業の職種として、公表されていた分類と各年収を表にまとめました。

インターネット関連企業の職種 平均年収
営業・マーケティング 682万円
プロデューサー/ディレクター 792万円
コンテンツクリエイター/デザイナー 411万円
エンジニア/プログラマー 592万円
顧客サポート/ヘルプデスク 390万円
その他 589万円

IT業界は、実力主義・結果主義の傾向が他分野よりも強くあるため、平均年収は592万円ですが、所属する企業や、担当する案件と成果によっても差が生じやすいです。

年代別平均年収

年代別平均年収で、もっとも年収が高かった年代は55歳から59歳の男性で、平均年収は746万円となっています。

ちなみに、女性は45歳から49歳がもっとも年収が高く、平均年収は602万円でした。

年齢を重ねてスキルを身に付けている人がいるということや、一定の年齢以上で役職が与えられる年功序列制を採用している企業があることも、結果の一因と考えられます。

フリーランスエンジニアの平均年収は?

一般会社員の年収と、企業に勤めるITエンジニアの年収を踏まえた上で、フリーランスエンジニアの年収を確認しましょう。

フリーランスエンジニアの平均年収は、おおよそ700万円から1,200万円と推定されています。

平均月収に関しては、60万円程度です。

一般の会社員と比較すれば、高収入と言っていいでしょう。

しかし、フリーランスエンジニアは会社員と異なり、福利厚生を得られません。

クライアント先に出向く際の交通費なども、すべて自分で出費する必要があります。

通常、会社に勤めているITエンジニアは仕事上でかかる費用は会社負担ですので、支出を考慮すると、手元に残る金額がわずかになるというケースもあるようです。

フリーランスエンジニア向けのおすすめ福利厚生サービスについての記事がありますので、参考にご覧ください。

フリーランスエンジニアによって年収には大きな差がある

フリーランスエンジニアの平均年収は700万円から1,200万円と言いましたが、実際には個別に大きな差があります。

会社員として働くITエンジニアと同様に、フリーランスエンジニアも受注する案件や、各エンジニアの能力に応じて年収に差が生じるからです。

そのため、稼げるエンジニアになるためには、受注する案件の見極めや、高いスキルが必要になるでしょう。

フリーランスエンジニアの年収アップの方法や、年収1,000万円のフリーランスエンジニアになるための方法など、関連記事がありますので、併せて参考にしてください。

フリーランスエンジニアが支払う税金の額は?

会社員として企業に属していると、税金の計算や支払いは、会社が行ってくれます。

会社員である個人には、税金などが除かれた手取りの給料が手元に入ってきます。

しかし、フリーランスエンジニアは独立した事業主なので、税金の計算や支払いはすべて自分で行わなければいけません

税理士事務所に外注したり、経理事務として人を雇えば、作業は任せられますが、代わりに経費がかかります。

特に、フリーランスに成りたての頃は、経費削減のためすべて自分で行うことになり、負担がかかります。

主に支払うのは所得税と住民税

フリーランスとなったITエンジニアが支払うべき税金はさまざまですが、主なるものは所得税と住民税です。

所得税とは、一か年の所得に対し、一定の割合で課せられる直接税です。

所得税の税率は、所得金額に応じて変動しますので、累進課税と言います。

所得が195万円以下で5%、195万円以上330万円以下なら10%と、段階的に上がっていきます。

4,000万円以上の所得を稼ぐと、税率は45%に上がるのが特徴です。

住民税とは、市区町村民税と都道府県民税の合計額のことです。

住民税の税率は、2007年度から所得段階に関わらず一律6%で、道府県民税4%と合計して10%となります。

フリーランスエンジニアを目指すのであれば、税金や経費計算の知識も必要です。

フリーランスエンジニアで高年収を目指すには

フリーランスエンジニアとして活動するならば、年収アップを目指したいと思われる方もいるでしょう。

収入の増加は、フリーランス化の動機のひとつですし、業務を継続していくには収入の確保は必須だからです。

高年収のフリーランスエンジニアになるには、どのようなスキルを身に付ければいいのでしょうか?

需要の高い言語の習得

フリーランスエンジニアが身に付けておきたいスキルのひとつに、需要の高いプログラミング言語の習得が挙げられます。

たとえば、世界中で使用されているJavaや、C言語、C#などがあります。

JavaやC言語は、200種類以上あると言われるプログラミング言語の中でも比較的需要が高い言語です。

汎用性が高いことから、JavaやC言語を使ったシステム開発案件は多数あります。

需要の高いプログラミング言語を習得していれば、安定して仕事を受注できるので、高収入を狙えます。

また、需要が高くなってきているプログラミング言語を、積極的に学習するのも有益でしょう。

たとえば、PythonやC#、C++です。

Pythonは、機械学習システムやWebアプリケーション開発でも使われる言語です。

C#はWindowsアプリケーション開発として、C++はゲーム開発言語として有名です。

プログラミング言語にもトレンドがあるので、受注できる案件がさらに広げて高収入を狙えるよう、プログラミング言語の人気の動向をチェックしておきましょう。

希少価値の高い言語の習得

人気の高いプログラミング言語を習得と、関連する案件が多いので、安定して仕事を受注できます。

しかし、需要が広く認知されているプログラミング言語は、他のフリーランスエンジニアとの競争が激しくなるのも事実です。

一方で、希少価値の高い言語は、その分習得している人の数が少なく、もし使いこなすことができれば希少価値の高い人材になれます。

競争相手たちができないことを増やし、自分の武器を増やしていく戦略も、フリーランスエンジニアには求められる能力です。

コミュニケーション能力

高収入フリーランスエンジニアになるためには、コミュニケーション能力は必須です。

開発プロジェクトの一員となれば、当然メンバー内で打ち合わせをしなければなりませんし、フリーランスは単価の交渉も自分で行うことになります。

コミュニケーション能力が低いと、メンバー内でスムーズに会話することができなかったり、交渉を上手く進めることができなかったりします。

営業力をつける

フリーランスエンジニアは、自分で仕事を受注する必要があります。

営業力は、高収入フリーランスエンジニアになるために必須です。

どれだけ腕がいいITエンジニアでも、営業力がなければ契約を獲得できません。

しかし、営業経験を身に付けるには時間がかかりますので、エージェント(営業代行人)を雇うという選択肢もあります。

フリーランスエンジニアが知っておきたい営業代行についての記事がありますので、併せて参考にしてみてください。

高年収のフリーランスエンジニアを目指して

フリーランスエンジニアとして高い年収を得るには、さまざまな案件に対応できる柔軟性と、それを支える能力が必要です。

一般の会社員や企業勤めのITエンジニアと比較をすることで、フリーランスにはどれだけの年収が必要で、そのためにやるべきことも定まりやすいかと思います。

不安に感じられる人は、フリーランスに向いている人の特徴をまとめた記事を読んでみてはいかがでしょうか?

フリーランスを目指してITエンジニアの一歩を踏み出そう

フリーランスとして活動していくには、まずはITエンジニアとして経験を積まなければいけません。

下には、世界でもっとも使用されているプログラミング言語Javaを、無料で学べる『プログラマースクール』のリンクがあります。

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