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高卒でプログラマーになるには?未経験から就職までのイメージを紹介

GOODWORK 2018/08/07
高卒でプログラマーになるには?未経験から就職までのイメージを紹介
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「最終学歴が高卒だと、プログラマーにはなれないかも…」と思っている人はいますか?確かに、プログラマーは専門性が高い技術職です。
しかし実際は、学歴など関係なくプログラマーとしてIT業界で活躍することは可能です。

高卒でプログラマーとして働いていくため、未経験から就職までのイメージを紹介しますね。

プログラマーは高卒でも問題なし

卒業する女子高生
最終学歴が高卒でも、プログラマーとしては問題ありません。むしろ、中学・高校在学中の年齢で、優秀なプログラマーとして名を知られた人もたくさんいます。

例えば、マイクロソフトの共同創業者、ビル・ゲイツです。ゲイツ氏が同士アレンとBASICインタプリタを開発したのはハーバード大学在学中です。けれど、シアトルの私立レイクサイド中学・高校に在学中の時には、企業と契約しシステム開発を請け負っていた実績があります。

日本人で注目を浴びている一人に、カード決済アプリ「ONE PAY」の山内奏人(そうと)氏がいます。山内奏人氏は2000年生まれで、プログラミングスキルを活用して、2016年にはウォルト株式会社(現ワンファイナンシャル株式会社)を創業しています。

2017年に開催されたAppleの開発者会議「WWDC17」には、プログラマーとして評価を受けた佐々木雄司(ささき・ゆうじ)氏が選出されています。佐々木氏がスカラシップ(奨学金制度)枠を獲得した当時は、関西学院高等部の3年生でした。

プログラミングに興味があれば年齢は関係ない

全国高等学校パソコンコンクールとして知られる『パソコン甲子園』という大会があります。コンピュータ理工学を専門とする会津大学等によって主催・運営されている全国大会で、2018年には16回目の開催が予定されています。

全国の高校生と高等専門学校生(3年生まで)が出場対象です。2017年の開催時には、プログラミング部門1,264名(他部門合わせると総参加者1,749名)が出場したと記録されています。まだ無名の高校生であっても、プログラミングスキルを高め、プログラマーとしての道を進んでいる人が大勢います。

大手企業の中には、採用条件として学歴を求められるケースはあります。ただ、現場レベルで求められるのは、プログラミングのスキルや知識、周囲の人と円滑に仕事をするためのコミュニケーション能力であったりします。

転職者になら「実務経験を積んできているか?」、未経験者なら「基礎知識をどれほど学び、今後の成長が見込めるか?」などが採用基準になります。学歴に囚われるよりも「プログラマーとして、どれほど会社に貢献できるか」を考え、アピールするのが良いでしょう。

高卒でプログラマーになると不利な点

居眠りしている男子学生
高校卒業時の年齢が「18歳」・大学卒業時の年齢が「22歳」として、単純に比較すると4年の差があります。

4年という時間をいかに使用してきたかで、プログラミングの知識やスキルはもちろん、人生経験の蓄積、社会モラルやマナーの習得に格差が表れます。

「年長者の方が優れている」という理屈はありませんが、4年で学べること・成長できることは無数にあるでしょう。「高卒」という若い時点でプログラマーを志すなら、プログラミング技能だけでなく、幅広い視点での向上が必要です。

常日頃から向上心を持って過ごしていれば、「大学卒業」のプログラマー志望者にも引けを取りません。むしろ「若いのに、魅力的なスキルや社会性を持っている」と評価され、「若さ」が武器になります。

プログラマーの需要

総務省の「平成29年版 情報通信白書」によると、2016年における「個人でのモバイル端末の保有状況」は83.6%。内、スマートフォンの保有状況は56.8%で、どちらも年々増加しています。
日本でのモバイル端末の普及は進み、、アプリやwebサービスの活用が身近となりました。社会全体の情報化は、今後も進んでいくでしょう。

アプリやwebサービス、システム管理をしなければ社会を維持できなくなります。専門職のひとつであるプログラマーは、IT分野の成長とともに需要が増しています。

経済産業省は平成28年に、
『IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果』を発表しました。経済産業省の調査結果によると、「IT分野での人材不足が、2030年までに最大79万にまで拡大する」としています。

将来の人材不足を補うため、文部科学省は、小学校での「プログラミング教育の必修化」を2020年から実施すると、新学習指導要領に明示しました。

さしあたりプログラマーの需要は下がることなく、必要性に応えていけるという意味では、安定性のある職業と考えられます。

高卒・実務未経験者がプログラマーを目指すには

ノートパソコンを操作している講演参加中の会社員
まず「プログラマー」とは何かを理解しておきましょう。
プログラマーは、プログラミング(コンピュータを動かすための命令文)を作成する仕事です。

とはいえ、ゼロから構築することは、プログラマーの役割ではありません。システムエンジニア(SE)と呼ばれる職種が上位にあり、依頼主から要望を聞き出し、システム開発に必要な指示書を準備します。プログラマーは、作成された指示書に従ってプログラミング業務を行うのが基本となります。

プログラマーとシステムエンジニアの区分けは、企業や業界によっても違いがあります。だから、未経験の人は、自分の方向性が定まったら、企業別・業界別に調べてみるのがいいでしょう。

高卒・実務未経験者だからこそプログラミングを実践する

高卒・実務未経験だからこそ、プログラマーになるためには、まずはプログラミングをやってみることが必要です。

ネット上には、プログラミング初心者に向けての知識や、試しに書いてみることができるプログラムが公開されていたりします。「プログラミングなんて、わからない…」といった不安を頭の中で膨らませるより、実際に触れてみる方が手っ取り早いです。

プログラマーといっても、初めから独創的な発想力や具体的なアプリの計画などが必要にはなりません。まずは、たくさんのプログラミングをまねをして、少しずつ身につけていきましょう。

独学でプログラミングスキルや関連資格を身につける人も多いですが、「独学は自信がないから、誰かにしっかり教わりたい!」という希望を持つ人は、プログラミングスクールを活用するのもいいでしょう。大切なのは「何を学び、実践していくか」です。

高卒・実務未経験者が集まるプログラミングスクール

多くのプログラミングスクールでは、資料請求に応じるだけでなく、無料体験や相談の場を設けている場合があります。

  • 「高卒でもプログラマーになれますか?」
  • 「年収が最も高いプログラミング言語は何ですか?」
  • 「プログラミングで何ができますか?」
  • 「フリーのプログラマーになれば、自由な働き方が可能ですか?」
  • 「スクールの卒業生がどんな企業に就職できたか、データはありますか?」

など、思ったことを素直に質問してかまいません。

集団での無料体験が実施されていると、自分以外のプログラマー志願者と話すこともできます。同年代もいれば、一度社会人を経験した上で、改めてプログラマーを目指す年上の人もいるでしょう。同じ志を持つ人と関われることは、プログラミングスクールのメリットです。

プログラミングスクールも様々な形態が増えています。授業代が無料であったり、住居や就職先を斡旋してくれるスクールもあります。自分に合ったプログラミングスクールを探してみることをおすすめします。

プログラマーに向いている人

ノートパソコンを触るビジネスマンの両手
「プログラマーに向いている人」として最も重要なのは、「コンピュータに興味があること」です。「そんなの当たり前だろう?」と感じられる人もいるかもしれませんが、けして外れた話ではありません。

「プログラマー」という職業への憧れやイメージが先走って、さほどコンピュータに興味も関心もなく触れてしまい、「自分には向いてないな…」と悩む人もいます。

例えば、「ゲームが好きだから、ゲームエンジニアになりたい」という志望者は少なくありません。もちろん「好き」から始まる動機は強いものですので、スタートとしては問題ありません。

しかし、職業として続けていくには、「ゲームで遊ぶのが好きなのか?」「ゲーム業界や大手ゲーム会社に憧れているだけか?」「ゲーム開発に携わって、誰かに自分の作ったゲームで遊んで欲しいと思っているのか?」等という、自分への確認が必要です。

高卒プログラマーの求人情報

プログラマーの求人情報自体は珍しくありません。求人情報を調べるには、以下の方法が主流です。

  • ネットで企業の求人を調べる
  • ハローワークや求人アプリなどを利用
  • プログラミングスクールや専門学校に所属しているなら、斡旋情報をチェック

求人には、年齢制限や学歴条件などが設けられている場合があります。もちろん、高卒でも問題なし、としている企業も多くあります。季節や時期によって、求人の件数は変動しますので、目当ての求人の募集・掲載終了となっていても、気にせず他のチャンスを探しましょう。

高卒プログラマーだからといって不安定ではない

仕事が捗らない新卒女子
学歴を過剰に重視する人は現代でも一定数はいますが、以前に比べれば実力重視になっている昨今です。プログラミングスキルをはじめ、社会性を身につけて励めば、高卒でもプログラマーとして成り立ちます。
プログラムに関するネットの情報や、プログラミングスクールを活用する等して、プログラマーとしての道を進んでいきましょう!