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プログラマーの将来性は?現状と今後の発展要素

GOODWORK 2018/08/29
プログラマーの将来性は?現状と今後の発展要素
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「プログラマーに興味があるけど、将来性がある仕事なの…?」という不安を持っていませんか?

パソコン・スマホ・タブレットといった情報端末の性能向上と、ネットインフラの普及で、社会の情報化は今後も進んでいきます。
情報化社会の中で、プログラマーの将来性はどのように変化していくか、ご紹介します。

プログラマーの需要は高まり、将来性がある

アップルマシンでプログラミング中

総務省から発表された「平成29年版 情報通信白書」によると、2016年の「個人でのモバイル端末の保有状況」は83.6%となっています。スマートフォンの保有状況は56.8%で、どちらも年々増加していることが判明しています。
モバイル端末の普及は日本に限らず世界的に進んでおり、誰でもアプリやwebサービスを利用できる社会となっています。

プログラマーは、情報化社会の維持と発展を担う専門職のひとつとして、需要は高まっています。完全自動でプログラミングを行うプログラムが開発されない限り、プログラマーやシステムエンジニアといったネットワークエンジニアには将来性があります。

今からプログラマーを目指す人の将来性

プログラマーの需要が高いということは、プログラマー志望者が増え、競争が激しくなることにつながります。

平成28年、経済産業省から、
『IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果』が発表されました。経済産業省の調査結果によりますと、「IT分野での人材不足が、2030年までに、最大79万にまで拡大する」と公表されています。

文部科学省は、2020年から「プログラミング教育の必修化」を小学校で実施すると表明しました。「小学生からプログラミング言語に慣れた人」を増やし、将来の技術者不足を補うことを目的にしています。

また、Webエンジニアの専門学校もあり、プログラマーを育成する環境も向上しています。

現在プログラマーを営んでいる人や、今からプログラマーを目指す人は、後続の新世代との競争が予測されます。

将来性を確保するためにプログラマーがやるべきこと

プログラムコードの間違いを指摘している光景

プログラマーの需要が高まっていく中、競争に生き残っていくためには努力が必要です。
しかし、元々プログラミングの最新情報は、技術の進歩や社会状況の変化に応じて、どんどん更新されています。
プログラミングの情報をチェックして知識を蓄え、技能を上げていくことがプログラマーに求められます。後続の新世代ばかりが有利になるものではありません。

現役プログラマーはもちろん、今からプログラマーを目指す未経験者に向けて、将来性を確保するためにやるべきことをまとめました。

常にスキルアップを考える

プログラマーとして仕事をしていくためには、常にスキルアップをする必要があります。
とりまく環境に対応できなければ、需要に応えられないプログラマーと見なされ、仕事を得られなくなります。

常にスキルアップをしようと勉強している人は、新しい知識を取り込み、自身が積み重ねてきた経験と技術を組み合わせていけます。

スキルアップをしようとする姿勢と努力は、企業に所属しているプログラマーならば昇進や待遇向上につながります。また、転職やフリーランスで仕事をするにしても有利になります。

プログラミングや情報技術関連の資格の取得も、スキルアップや自身の対外的アピールにつながります。プログラマーとしての経験を活かした上で、キャリアアップを図れます。

システムエンジニアにキャリアアップする

プログラマーとは、システムエンジニア(SE)から出される指示書に則ってプログラミングを行う仕事です。「プログラミング」という範囲でのスキルアップだけでは、「優秀なプログラマー」には成れても、より広い範囲のキャリアアップは望めません。

システムエンジニアは、クライアントが求める要素を解釈し、システムの設計や開発を行う仕事です。システムエンジニアという立場は、プログラマーよりも上位工程に必要とされます。

プログラマーがシステムエンジニアへとキャリアアップするには、どのような能力が必要でしょうか?

マネジメント能力を高める

システムエンジニアは、システム開発全体を見て、スタッフに的確な指示を与える役割です。管理マネージャーとして、マネジメント能力が求められます。

プロジェクト全体を円滑に進めるための人員配置や、技能・人間性の把握、ふさわしいモチベーションを発揮させるための関係性作りが必要です。

周囲に視点を向けて、良い状況を作り続けていくのがマネジメント能力です。マネジメント能力が欠落していると自分のことしか見えてなく、全体がスムーズに動かなくなります。

コミュニケーション能力を高める

プログラマーとして働くにも、コミュニケーション能力は必須です。自身ひとりで完結する仕事はありません。上司や同僚、クライアントなど、多かれ少なかれ他者と関わって仕事を進めていきます。

プログラマーがシステムエンジニアへとキャリアアップすると、クライアントとの接触は増えます。顧客の望むものをヒアリングし、現実に形とするためです。

また、人材や予算などプロジェクト全体的な管理をするには、関係各所と連携しなければならず、コミュニケーション能力の程度でスムーズに進行できるかどうかが左右されます。

もし、企業から独立し、フリーランスのプログラマーやシステムエンジニアとして働いていく場合でも、やはりコミュニケーション能力は重視するべきです。組織の後ろ盾が無くなれば、自らの言葉や技術で仕事を獲得していかなければならないからです。

プログラマーから他職種へのステップアップ

プログラマーとしてキャリアを重ね、プログラミングでのスペシャリストとして活躍していく選択肢はあります。同時に、プログラマーの将来性としては、他の職種へのステップアップを目指す選択肢もあります。

システムエンジニア以外にも、プログラマーとしての経験を活かせる立場は多様です。

  • プロジェクトマネージャー
  • 主な役割:システム開発を網羅したプロジェクトの総括

  • ITコンサルタント
  • 企業の経営課題を解決するため、ITを中心に対策を実施

  • 特定分野のスペシャリスト

主な役割:人工知能(AI)やソーシャルゲーム、新規アプリ開発等

プログラマーの離職率

なかなか仕事が捗らない新卒の女の子

新聞等の各メディアで、「IT業界はブラック」とする報道が流れることがあります。

厚生労働省の『平成27年雇用動向調査』を参考にしますと、「宿泊業、飲食サービス業」がもっとも離職率が高く、28.6%となっています。IT業界が含まれる「情報通信業」は離職率10.7%となっていて、比較すると半分以下です。

参考として、「金融業・保険業」は8.7%、「学術研究、専門・技術サービス業」は11.1%でした。プログラマーに限定した離職率の数値は公開されていませんが、専門性の高い職業は離職率が低めであることがわかります。

プログラマーとしての将来性を自力で獲得していく

カフェでノートパソコンを操作している

どのような業界・業種であっても、技能の向上や業務への真摯さを持たずに安穏としていては、仕事を続けていくことは困難です。

プログラマーとしての将来性は、自分の常日頃の意識と努力で左右されます。今からプログラマーを目指す方は、自分の可能性を信じて、突き進んでいきましょう!