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プログラマーの年収は低い?給与や仕事内容をSEと比較して解説

GOODWORK 2018/10/29
プログラマーの年収は低い?給与や仕事内容をSEと比較して解説
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情報化社会の発達とともに、IT業界ではエンジニアの需要が高まり、人手不足な状態です。

ITエンジニアの職種として代表的なのは、プログラマーとシステムエンジニア。

本記事では、プログラマーとシステムエンジニアの、年収や仕事内容の違いについて解説します。
 

プログラマーとシステムエンジニアの違いとは?

眼鏡かけた男性がオフィスPCで作業中
プログラマーとシステムエンジニア、両職の仕事内容の違いについて理解しましょう。

IT業界で開発を行う際には、企画書の作成から始まり、設計書にそってプログラムを組み立てることでソフトウェア商品が完成します。

システムエンジニアとは作業工程の総括を担当する役職であり、設計案を元にプログラムの構築を担当する人がプログラマーと呼ばれます。
 

プログラマーの仕事

パソコンを使って作業をするには、ソフトウェアが必要不可欠です。

優れたスペックのパソコンであったとしても、命令を出さなければ動きません。

プログラマーは、パソコンが理解できるプログラミング言語を使うことで、人間の役に立つシステムやソフトウェアを開発します。

プログラマーは設計書に従ってプログラムを作成します。

設計書に書いてある内容をプログラミング言語に翻訳しているとも言えます。

プログラムが設計書通りに動作するか、プログラムテストを行います。

もしも上手く動作しなかったら、作成したプログラムに問題があるため、再度見直す必要があります。

プログラマーは設計書通りにシステムを開発するため、業務上で扱うプログラミング言語を熟知する必要があります。

また、チームでの開発がメインになるので、周りとのコミュニケーションは重要です。
 

システムエンジニアの仕事

プログラマーは設計書からプログラムを作り上げますが、設計書を作るのはシステムエンジニアです。

システムエンジニアは、クライアントが求める内容を聞き出し、どんなシステムを作り出すかを企画して、必要な機能を設計書に落とし込みます。

プログラマーが作成した複数のプログラムから、ひとつのシステムを構築し、システムテストを行って品質に問題ないかを確認します。

もしも、システム品質に問題があった場合には、設計書や企画案から見直す必要があるため、プログラマーよりも重要な立場にあると言えます。

また、システムエンジニアにもプログラマーと同じくプログラミングスキルが必要です。

プログラミングスキルや知識がなければ指示が出せませんし、プログラマーの作成したプログラムが、本当に設計書通りに動作するかチェックする必要があるからです。

IT企業ではシステムエンジニアの活躍の場が増えているため、プログラマーだった人がシステムエンジニアになることもあります。

プログラミングスキルの高さは、企画や設計の品質にもつながります。
 

プログラマーの年収は?

面接風景
プログラマーは、システムエンジニアに比べると年収が低いです。

IT業界では、企画や設計といった上流工程を行っている企業の方が重要視され、利益も大きいです。

逆に、プログラミングやプログラムテストといった下流工程は、下請け会社が行うことが多く、上流工程と比較すると利益が少ないです。

そのため、クラウドソーシングにより海外のプログラマーに外注する企業も増えています。

インドやベトナムにもプログラミングスキルを持っている人はいます。

しかも日本人に比べて人件費が安いため、安くプログラムを作成することができます。

プログラマーは同じ日本人だけでなく、外国人とも競争する必要があるのです。
 

プログラマーの平均年収

厚生労働省が出した平成28年度の賃金構造基本統計調査によると、プログラマーの平均年収は約414万円です。

あくまでも平均年収であるため、同じプログラマーであっても年収が全然違うことはあります。

世間で有名なIT系の大企業で働いているプログラマーと、中小企業で派遣業務をしているプロウラマーであれば、大企業の方が給与は大きくなる傾向があります。

プログラマーの中には一般派遣として働いている人もいますし、アルバイトと同じく時給で働いている人もいます。

稼ぐことを目的にプログラマーの道を選ぶのは、現実的には厳しいかもしれません。
 

社員数による年収の違い

企業の規模によりどれくらい年収に違いがあるのかを知るために、賃金構造基本統計調査を参考にそれぞれの年収を見てみましょう。

正社員を対象とすると、平均年収は社員数100人未満では約378万円、社員数1,000人未満の中小企業クラスでは約411万円、社員数1,000人以上の大企業クラスでは534万円です。

より大きな会社のほうが給与が高いことは言うまでもないですね。

SEの平均年収

プログラマーと比べると、システムエンジニアは約100万円ほど高い年収を貰っています。

賃金構造基本統計調査によると平均年収は約547万円です。

もちろん、調査では平均しか見れないため、人によってバラツキはあります。

大企業で勤めていれば給与は高くなりやすく、中小企業で働けば給与は低くなりやすいです。

しかし、プログラマーと比べれば100万円も平均年収が高いのですから、システムエンジニアのほうが稼げるといえます。

また、システムエンジニアのほうがプログラマーよりも6歳くらい平均年齢が高いです。
 

フリーランスは稼げるのか?

インターネットの発達により、個人事業でシステムエンジニアやプログラマーとして働く人もいます。

SNSや個人のブログで「Webエンジニアなら月100万は当たり前」「月200万も目指すことができる」といった書き込みをしている人もいるため、一見お金を稼げそうにも見えます。

しかしフリーランスで働くとなれば、まず仕事を見つけなければなりません。

どれだけ高いプログラミングスキルを持っていても、仕事がなければ稼げません。

どうしてもフリーランスで働きたいのであれば、まずは仲介サイトやクラウドソーシングを活用するといいでしょう。

なお、クラウドソーシングで依頼される仕事内容は、発注側の企業が作成した設計書に沿ったプログラムを作成する内容が多数あります。

プログラミングスキルの高いプログラマーの方が仕事は受けやすくなります。
 

プログラマーとしての年収向上にはキャリアアップや独立も選択肢

電卓を見せるOL
平均年収を見ると、プログラマーよりもシステムエンジニアが高収入です。

システムエンジニアに必須のスキルを獲得して、キャリアアップによる年収増加を図るか、フリーランスとして独立を狙うのも選択肢です。