プログラミング

システムエンジニアの仕事内容は?未経験者がSEを目指す方法も解説

GOODWORK 2018/12/03
システムエンジニアの仕事内容は?未経験者がSEを目指す方法も解説
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システムエンジニア(SE)は、システム開発において、顧客の要望から仕様を決定し、大まかな設計をする職業です。併せて、予算や人員、進捗の管理などのマネジメントも行います。

システムエンジニアを志望する人は、仕事内容を前もって理解しておくと良いでしょう。システムエンジニアの仕事内容や求められる能力について紹介します。

システムエンジニアの仕事内容

画面のパソコンに向かって作業中の黒髪女性
顧客から案件を受注して動くシステムエンジニアは、顧客先に常駐したりプロジェクト単位で働いたりするのが一般的です。プロジェクトにおけるSEが請け負う仕事は、主に4つあります。

  1. 顧客の要求分析・要件定義
  2. システムの基本設計
  3. 詳細設計
  4. システムのテストとアフターフォロー

システムエンジニアは、システムの設計を担当するため、プログラミング作業そのものは業務から外れます。

ただし、プログラマーへ指示を出すために、プログラミングの知識は必要です。

プログラマーに指示書を渡してプログラミングを任せ、システムエンジニアは工程のマネジメントや完成したシステムの管理に集中します。

プログラマーの仕事内容について詳しい記事がありますので、システムエンジニアと併せてご確認ください。

主な仕事内容1.顧客の要求分析・要件定義

要求分析とは、システムエンジニアが顧客の必要性や要求を特定する工程を指します。

システムエンジニアの仕事は、顧客要求分析から始まります。

システムを導入したい顧客の目的やニーズを探って、どのようにシステムを作成していくか検討していくのです。

プロジェクトにはあらかじめ予算が決められていて、予算内で顧客のニーズを満たせるシステムを完成させる必要があります。

システムを導入するハードウェアの指定や、動作する環境の設定も要件定義で決定します。

要件定義とは、顧客の要望を明らかにしたあと、リソースとのバランスを考慮して、目的を達成するために何をすべきかを明文化することです。安易に、システムを開発したら終わりというわけではなく、顧客が望んでいることが叶わなければいけません。

顧客のニーズを満たさないシステムを開発してしまうと、やり直しが発生して重大な問題につながります。顧客の条件やプロジェクトチーム内の人員・予算などが複雑に絡み合うので、システムエンジニアのスキルが一番求められるフェーズです。

主な仕事内容2.システムの基本設計

システム開発に必要な事柄を決定したら、コンピュータ上でシステムがどのように動作するか設計します。

業務上でシステムを使う場合は、情報を記録するデータベースを用意しておく必要があります。情報をどのように保存すれば良いのか検討して、データベースの設計も行います。

顧客の中には、既存のシステムと連携できる新システムを求めることもあります。外部システムに接続する場合があるときは、どのようにしてシステム連携を成立させるか決定していくのです。

システムエンジニアは、要件定義や要求分析から、顧客ニーズを満たせるシステムの設計を行います。システムの基本設計で、表示の仕方や機能、操作する方法を決めて、次の段階に進めます。

主な仕事内容3.詳細設計

システムの基本設計を決定したら、システム開発のために詳細部分を設計していきます。プログラマーがシステムを不具合なく開発できるよう、SEはフローチャートを作成します。

システムの詳細を設計したら、プログラマーに設計書を渡してシステム開発を委託します。

会社やプロジェクトの規模によっては、システムエンジニアがプログラマーの役割も果たし、プログラミングを行います。プログラミングを終えたら、システムのテストやフォローをする段階に移ります。

主な仕事内容4.システムのテストとアフターフォロー

仕上がったシステムには不具合がある可能性もあり、複数回に分けてテストする必要があります。システムはパーツを分けて開発されているので、パーツごとに動作するか単体テストを行うのです。

パーツごとでの動作に問題がなければ、いくつかのパーツを接続して結合テストを行います。パーツ間でシステムが正常に動作して、画面の切り替えやデータの移動が問題なくできるかの確認です。

結合テストを完了させたら、全てのパーツを接続して総合テストを行います。実際に運用する環境に合わせて動作を行わせて、不具合や品質をチェックします。

システムのテスト中に不具合が発生したら、プログラマーに修正依頼を出します。テストを終えたらシステムを顧客に納品して、SEが契約期間までシステムのメンテナンスやサポートをします。

システムエンジニアの仕事内容に関係する必須能力

5人の男性が会議という談笑中
システムエンジニアには、技術力だけでなく、協調性や管理能力も求められます。

プロジェクトによってはSEがプログラミングすることもあるので、技術的な能力も必要なのがポイントです。総合的な能力が求められるシステムエンジニアに必要なスキルを解説していきます。

コミュニケーション能力

Sシステムエンジニアは、顧客と打ち合わせをして、要求分析や要件定義を行います。顧客の中には、自分たちの要望を言語化できず、曖昧な表現を使ってニーズを表現する人もいるため、要点を汲み取るためにコミュニケーション能力が不可欠です。

プログラマーへの指示・修正時の対応・アフターフォローなど、プロジェクトを円滑に進めるためにはコミュニケーション能力が欠かせません。

1人で作業が完結することはないので、会話できるようにしておきましょう。

マネジメント能力

マネジメントとは、そのまま日本語に置き換えると「経営」や「管理」を指します。

具体的には、プロジェクト全体の工程管理、予算配分、人員の配置や補充などを把握することで、昨今においてマネジメントは管理職側の必須要素と言われています。

受注するプロジェクトには期限が決められていて、スケジュールに沿ってシステム開発を進めなければいけません。顧客トラブルを起こさないためにも、納期厳守は大前提です。

マネジメント能力により仕事を管理できると、仕事を期限までに終わらせやすくなります。将来のキャリアアップを考えているならば、マネジメントができるよう知識を持っておくことをおすすめします。

プログラミング能力

システム開発のプログラミングは、プログラマーが指示書を基に進めるので、システムエンジニアが携わる機会は少ないです。

ですが、プログラミングで何ができて何ができないのか、プログラマーが問題なく開発できるよう、SEもプログラミング能力を身につける必要はあります。

現代のIT業界では、プログラマーからシステムエンジニアへキャリアアップするケースが多く、「システムエンジニアがプログラミングをさっぱり理解していない」ということは稀です。

しかし、IT業界の知識や技術、トレンドは日々変化が激しいので、システムエンジニアは常日頃からの学習が無ければいけません。

システムエンジニアを目指す方法

オフィス内の風景
システムエンジニアとなるには、プロジェクトを総合的に見られないといけないので、実績がなければ任されることはありません。

プログラミング言語を習得してプログラマーとなり、企業に勤めて経験を積んだのち、システムエンジニアへとキャリアアップするケースがあります。

プログラミングを学習するためには、本や教材を使用する独学や、プログラミングスクールに通って講師から学ぶ方法がなどあります。

人からプログラミングを教えてもらうほうが、初心者でもスムーズに学習できます。

独学は、自分のペースで学べるのはメリットですが、モチベーションを維持しながら、自分で間違いを正して進めていかなければならず、自己管理能力がなければ困難です。

プログラミングスクールでは、就職や転職の支援を行っていたり、就職活動時にアピールできる資格の取得をサポートしていたりする場合もあるので、未経験者は活用することをおすすめします。

参考として、未経験者のプログラミング学習方法についての記事や、おすすめの無料プログラミングスクールの記事を紹介しますので、併せてご覧ください。

まとめ

大量のファイルが並ぶ棚を背に、キャリアウーマンが仕事中
システムエンジニアは、プロジェクト全体を管理・統括するのが仕事です。顧客との関り・システム設計・プログラマーへの指示・完成後のテストやアフターフォローが求められます。

システムエンジニアを目指すのであれば、実績を重ねてのキャリアアップと併せて、基本的なプログラミング能力やコミュニケーション能力、マネジメント能力の向上を心がけていきましょう。