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システムエンジニアになるには?必要なスキルとSEにおすすめの資格

GOODWORK 2018/12/05
システムエンジニアになるには?必要なスキルとSEにおすすめの資格
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システムエンジニアとプログラマーは、共にシステム開発に携わる仕事です。

違うのは、システムエンジニアはプログラマーに指示を出す側で、プログラマーはシステムエンジニアの指示を受ける側という点です。

未経験者がシステムエンジニアになるには、どうしたらいいのか?

必要なスキルとおすすめの資格をご紹介します。

システムエンジニアになるには?

笑顔でパソコンを操作している窓際の男性
システム開発において、システムエンジニアは「上流工程」、プログラマーは「下流工程」を担当します。

上流工程では、お客様からヒアリングを行い、システムを設計します。

さらに、システムエンジニアは、下流工程の進捗状況などを管理する立場なので、年収もプログラマーより多いです。

コミュニケーション能力が高く、新しい知識や技術に興味がある人は、システムエンジニアに向いています。

システムエンジニアは、仕事に対する姿勢が受け身の人には向いていない職業です。

システムエンジニア(SE)は専門職ですが、近頃は未経験でも採用する企業が増えています。背景には、慢性的なエンジニア不足があります。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発行する「IT人材白書2018」(調査年:2017年度)によると、約9割の企業が「IT人材が不足している」と回答しています。

人手不足を補うために、未経験者を育てて戦力にしようという風潮が高まっています。

しかし、「可能ならば、即戦力となる経験者が欲しい」というのが企業の本音なので、システムエンジニアを目指すのなら、ITや情報処理・データベース構築やプログラミングについて学んでおくことが得策です。

システムエンジニアは学歴が必要か?

結論から言うと、システムエンジニアは学歴があったほうが有利です。

しかし、高学歴が有利であることは、システムエンジニアに限ったことではなく、他の職種にも当てはまることでしょう。

「学歴不問」でシステムエンジニアを募集している企業は多いですが、学歴を重視している企業があるのも事実です。

学歴があれば、それだけエントリー出来る企業が増えることになります。

リクルートグループが提供する転職サイト『リクナビNEXT』にて、エンジニア10,000人に対するアンケートでは、「学歴が出世や給料に影響する」と答えた人の割合が、半数以上となっています。

リクナビ_エンジニア対象アンケート_学歴と給与関連
(データ引用元:リクナビNEXT)

さらに、文系と理系では、「理系の方が給料が高い」と答えた人の割合が7割です。

リクナビ_エンジニア対象アンケート_学歴と給与関連2
(データ引用元:リクナビNEXT)

文系か理系によって給料が決まるというわけではなく、理系の方がシステム開発に必要な論理的思考力に長けており、能力を発揮しやすいためです。

将来システムエンジニアになりたいという人は、高専や専門学校、大学の理系学部、情報学部などで専門的知識を身に付けておくことをおすすめします。

システムエンジニアの仕事は、就職してから新しく学ぶことが多いですが、事前に基礎的な知識を習得しておくことで、入社してからの学習やコミュニケーションがスムーズになります。

プログラマーからのキャリアアップ

プログラマーからステップアップしてシステムエンジニアになる道筋は、システムエンジニアの業務にプログラマーの管理が含まれていることからも理想的です。

システムエンジニアは、顧客の要望をヒアリングしてシステム設計を行い、プログラマーにコーディングを指示します。システムを設計する際には、顧客の要望がプログラミングで解決できるかどうか判断しなくてはなりません。

プログラミングで「できること」と「できないこと」を判断するには、数年間プログラマーとしてコーディングをしてきた経験が役に立つのです。

システムエンジニアの仕事内容

グラフが表示されているノートパソコン
システムエンジニアがメインとする仕事は、プログラミングではありません。

顧客の要望を聞き出して、どのようなシステムで問題を解決するかを決定することです。

顧客からヒアリングをして、どのような機能を持ったシステムを開発するのか決めることを「要求定義・要件定義」と言います。

次に、具体的にどのような機能をシステムに持たせるのか決定します。

システムの大枠となる部分で、表示方法や操作方法などの仕様を決める「基本設計」を行います。

基本設計が決まったら、どのような処理でプログラムを動作させるかといった詳細設計を行います。プログラマーは、詳細設計の仕様書を見ながらコーディングしていきます。

コーディングが完成したら、システムがエラー(バグ)になること無く動作するか「テスト」を行います。エラーが無くなるまで修正を繰り返し、システムを完成させます。

システムエンジニアに必要なスキル

ノートパソコンにタイピング中
システムエンジニアには、一定以上のプログラミングの知識が必要ですが、プログラミングの知識以上に大切なのが「コミュニケーション能力」と「マネジメント能力」になります。

システムエンジニアは、システム開発に詳しくない顧客とシステム開発に携わるアシスタントSEやプログラマーとの懸け橋になる存在で、通訳的な役割を担います。

顧客が何を望んでいるのかを的確に把握して、どのような処理をするシステムを構築するのかを分かりやすく説明できなくてはなりません。

また、プロジェクトのリーダーとして、他のメンバーとコミュニケーションを取りながらプロジェクトの進捗を管理していくマネジメント能力が必要です。

システムエンジニアにおすすめの資格

眼鏡かけた男性がオフィスPCで作業中
特定の資格が無くてもシステムエンジニアになれますが、資格を取得することで自身のスキルを証明することができ、転職や昇進に有利となります。

IT系の資格は、情報処理推進機構(IPA)が実施する「国家資格」と、企業が独自に実施している「ベンダー資格」があります。

中でも、国家資格である「基本情報技術者試験(FE)」は年間15万人の人が受験している人気資格です。

IT業界で働くエンジニアの登竜門と言われていて、テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系のITに関する基礎知識が幅広く出題されます。

次におすすめなのが、基本情報技術者試験のステップアップとなる「応用情報技術者試験(AP)」です。

応用情報技術者試験は、年間10万人の人が受験していて、基本情報技術者試験よりも深い知識が問われます。

他にもおすすめの資格や資格取得に向けての効率的な勉強方法、資格を取得することのメリットなどを、こちらの記事で詳細にまとめていますので、参考にして下さい。

未経験者がプログラミングを学ぶ方法

学び舎の図書室
システムエンジニアになるには、プログラミングの知識はあるに越したことはありません。未経験者がプログラミングを学ぶ方法は、大きく分けて3つになります。

  • 独学でプログラミング関係の書籍から学ぶ
  • オンラインのプログラミングサイトで学ぶ
  • プログラミングスクールに通う

独学で書籍からプログラミングを習得するのは、一番コストが低い方法です。

独学でプログラミングを学ぶときは、本を読むだけではなく実際にコードを書いてみてアウトプットすることが大切です。コツコツ自分のペースで進めたい人に向いている勉強法と言えるでしょう。

独学で勉強していると、どうしても乗り越えられない壁にぶつかり、挫折してしまうことがあります。そんなときは、オンラインのプログラミングサイトでチャットなどで質問してみましょう。

会員登録や指定料金の支払いが必要になりますが、忙しい人でもスマホでも学習できるので、隙間時間に学習を進められます。

時間とお金に余裕があるなら、プログラミングスクールに通ってみましょう。分からない点を専門講師へ直接相談できるので、効率的に学習が進みます。

独学・オンライン学習・スクールへの通学など、学習方法の詳細をまとめた記事がありますので参考にしてください。

システムエンジニアに必要なのは技術への好奇心

大規模フロアに個別ブースに分けられたオフィス
新しい技術が次から次へと出てくるIT業界では、仕事外の時間を勉強に当てなけれないけないこともあります。新しい技術への好奇心が強い人は、技術の向上が望めます。

これからシステムエンジニアを目指すという人は、システムエンジニアの仕事内容が書かれた記事がありますので、併せてご確認ください。